オキシトシンとPMSの関係 ―“幸せホルモン”がもたらす自律神経への作用

月経前に起こるイライラや気分の落ち込み、体のだるさ、睡眠の質の低下。

 

これらはPMS(月経前症候群)、PMDD(月経前不快気分障害)の典型的な症状です。

背景には、排卵後に起こる エストロゲンとプロゲステロンの急激な変動 が関わっており、

 

この変動は脳内神経伝達物質のセロトニンやGABAに影響を与え、
気分や自律神経機能の乱れを引き起こします。

 

ここで注目されているのが、オキシトシンというホルモンです。
オキシトシンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、下記のような作用が報告されています。

  • ストレス反応の抑制:視床下部-下垂体-副腎軸(HPA軸)の過剰反応を抑える

  • 安心感・信頼感の増加:扁桃体の過活動を抑制し、不安感を軽減

  • 自律神経の調整:副交感神経を優位にし、血流や消化機能を安定化

つまり、オキシトシンはホルモン変動で乱れやすいPMSの時期において、
気分の安定・自律神経の安定化・リラックス促進に役立つと考えられます。

当サロンでは「強い圧」ではなく、やさしいタッチによる整体・リンパケア・腸もみ を行っています。

 

研究でも、穏やかな接触刺激(ソーシャルタッチ)がオキシトシン分泌を促すことが示されており、
施術中にリラックスして眠ってしまう方が多いのもそのためです。

PMSや更年期による不快な症状にお悩みの方へ。
“オキシトシン整体”という新しいアプローチで、体と心を同時に整えてみませんか?