──内耳の血流・自律神経・首の深層筋から考える──
突発性難聴は、ある日突然耳が聞こえにくくなる症状で、耳の奥にある「内耳(蝸牛)」の働きが急激に低下することで起こります。
原因はまだ完全には解明されていないものの、近年では**自律神経の乱れや首〜側頭部の筋緊張による“内耳の血流障害”**が大きな関係を持つと考えられています。
当サロンでは、首の深層筋・頭蓋・リンパの循環・自律神経の調整を中心に、身体の内側から耳の回復をサポートする施術を行っています。
■ 突発性難聴が起こるメカニズム
突発性難聴の背景に多いのが、以下の3つの状態です。
① 内耳の血流低下
内耳は非常に繊細で、わずかな血流不足でも機能が落ちやすい部位です。
強いストレス・疲労・睡眠不足が続くと、血管が収縮し、蝸牛の有毛細胞に十分な酸素と栄養が届かなくなることで聴力が低下します。
② 首の深層筋(後頭下筋群)の緊張
突発性難聴の方には、例外なく
・後頭部の張り
・胸鎖乳突筋の緊張
・側頭筋の硬さ
が見られることが多く、これらは椎骨動脈・後頭動脈の血流を妨げる要因です。
特に後頭下筋群は自律神経とも関わりが深く、この部分が硬くなることで耳の圧迫感・こもり感が悪化するケースが見られます。
③ 自律神経(交感神経)の過剰興奮
突発性難聴は「交感神経が過剰に優位」な方に多い傾向があります。
血管が収縮しやすく、耳鳴りやめまいを伴うこともあります。
■ 当サロンでの施術の考え方
薬物療法や耳鼻科での処置と併用しながら、
身体の状態を“内耳が回復しやすい環境”に整えることが目的になります。
そのために、以下のアプローチを行います。
■ 施術アプローチ内容
● 1. 首の深層筋(後頭下筋群)の緩和
首の奥の緊張をゆるめることで、
・椎骨動脈の血流
・後頭部の循環
が改善され、内耳への酸素供給が高まりやすくなります。
● 2. 側頭骨・後頭骨の調整(クラニアル)
頭蓋のわずかなゆがみや緊張は、耳の圧・こもり感に影響します。
クラニアルアプローチで、内耳周囲のリンパ・血流の通りを整えることを目的とします。
● 3. 顎(咬筋・側頭筋)のリリース
噛みしめ・食いしばりが強い方は、側頭部の筋膜が硬くなり耳の循環が悪化します。
顎の緩和は耳の軽さにつながりやすいポイントです。
● 4. 背中(胸椎周辺)の緊張緩和
交感神経が集まる胸椎周辺をゆるめることで、
・血管の緊張が取れやすい
・耳鳴りの改善をサポート
などの効果が期待できます。
● 5. 横隔膜・呼吸筋の調整
呼吸が浅い方は自律神経が乱れやすく、耳の回復が遅れがちです。
横隔膜をゆるめることで副交感神経が働きやすくなります。
■ 改善しやすい方・変化が出やすいパターン
・発症から比較的早い段階
・首のこり・噛みしめが強い
・ストレスや睡眠不足が続いていた
・背中が硬い
・肩甲骨まわりの動きが悪い
・めまい・耳鳴りを伴っている
身体の疲労が原因のケースでは、施術により変化を実感される方が多いです。
■ まとめ
突発性難聴は耳だけの問題ではなく、
「内耳に血液が届かない身体の状態」
が背景にあるケースが多く見られます。
首・頭蓋・自律神経・リンパ・内臓のバランスが整うことで、
耳の回復をサポートできる可能性があります。
当サロンでは、身体の状態を整えながら、
お客さまの自然治癒力が最大限働く環境づくりを大切にしています。

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